空飛ぶおたまじゃくし!
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■ 実名でソーシャルメディアに参加するメリットってなんだろう?
すでに実名でFacebook, Twitterに参加しているユーザーが実感しているメリットはなんだろうか。友人と常に繋がっている感覚を持てること、リアルタイムで付加価値の高い情報が入手できることなどは匿名であっても享受できる。筆者は、実名のメリットを突き詰めると「人脈の創造」に集約できるのではと思っている。
実際に旧友との親交はmixiで十分できるが、ソーシャルグラフが広がらない、ないし陳腐化してしまうとの声を聞くことが多い。また大学時代はmixiで連絡を取り合っていたが、就職を前にしてTwitterやFacebookに切り替えるなど、企業ときちんと交流していこうとする際に実名に移行することも多いようだ。
つまり、Facebookのような実名コミュニティは「社会人としての自分、表の顔,ソトの顔」としての利用に向いており、mixiのような匿名性の強いコミュニティは「飾りのない自分自身、家の顔、ウチの顔」としての利用傾向が強いと言えるだろう。
参考まで、ユング心理学の「ペルソナ」がこのソトの顔にあたる。社会に出ると外部から自分本来の性格とは異なる態度や役割を要求されるので、人間は「ペルソナ」(古典劇で役者が被った仮面のこと)をかぶらざるを得ないということだ。実名コミュニティでは、ペルソナを被った社会性の高い人間の集まりになるため、誹謗中傷が少なく、穏やかな会話が交わされる。そして、これがコミュニティ文化と言われるものを形成していく。
言い換えると、社会人としてリアル社会と同様の感覚でネット上で交流できるのが実名コミュニティと言えるだろう。その上ではネットとリアルが自然に交差して、人脈が創造されていく。これが実名コミュニティ最大のメリットだ。